2009年04月02日

第2期札幌ヨーガ療法士後期養成コース(YTIC)20回目【卒論提出】最終回

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3年間の学びを終えて、無事に卒業しました。
この3年間、前期講座は東京で、後期の2年は札幌で受講したのですが、今思うとどの回もすべてがパズルのひとつひとつのパーツのような気がして、どれもなくてはならない「経験」だったと、強く感じています。

でも実際、最終回を終えてみても、まだ実感がありません。
きっとみんな沖縄のポスターセッションを控えているからかもしれませんね。

トップの写真は、最終回の講座の朝に見事に咲いた、スウェーデン・カクタス。「この子」、我が家ではサボテンの「サボ」と呼んでいます。前回の記事にも書いたのですが、買ってからほんとに生育が良くなく、いっぱい付いていた蕾も開花することなく干からびて、ミイラ寸前だったり、風に飛ばされて鉢から脱出してしまったこともあったのですが、幾多の困難を乗り越えて、私のような飼い主のもとでも、こんなにきれいに咲くほど育ってくれて、感謝感謝です。

卒業の日、サボの花束をもらったような嬉しい気持ちで出かけることができました。

3月31日は最後の講義の日でしたが、またまたクライアントのサービス開始日と重なって、携帯はサイレントマナーモードにしていたものの、講義中もバンバンメールやら電話が入り、気はそぞろ・・・。試されてるな〜私(笑)。前日は仕事のことが気になったこともあって、寝不足で体調はイマイチだったのですが、会場に着いて先生方やみんなに会って、すぐに復活しました。最後の講義の日にしては、しんみりした雰囲気もなく、いつもどおり和やかなムードで午前中は過ぎ、午後は沖縄でのポスターセッションの練習。次回は本番か〜と思いつつ、みんなの完成されたポスターとプレゼンに見入ってしまいました。

残りの時間で、椅子に座ったまま、あるいは立ったままでできる、マットの要らないブリージング・エクササイズをやりました。木村先生はこの日のうちに東京に帰るとのことだったので、少し早い時間から、近くの自然食レストランで懇親会を行いました。

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ランチョンマットが可愛らしいですね。「感謝・感謝」と書いてあり、まさにこの日にふさわしい気がしました。ベジタリアンの木村先生も、食べられるメニューがたくさんで、好きなものを好きなだけ食べられるバイキングコースはなかなかよかったです♪

自宅に帰ってから、ダーリンとテタンジェのシャンパンを開けました。ダーリン、とても素敵なことを言ってくれました。「3年間、ほんとによくがんばったね。そしてこれからがスタートだね。おめでとう」って。実は3年間の間に、本当に講座を続けるのが辛いことがありまして(理由は仕事)、その時に弱音を吐いた時も「せっかくだから、がんばったら? あとになって、続けてきてよかったって思えるんじゃないかな」と言ってくれたのです。今となっては、続けてきて本当によかったと思うし、スタートラインにやっと立ったという爽快感も感じます。

今回で3年間のヨーガインストラクター/療法士の講座のレポートは終了です。たくさんの方が、このレポートを見に来てくださっているようです。つたない文章で、伝わりにくいところも多かったと思いますが、来ていただいてありがとうございました。

私から最後に言えることは、前期の講座は自分自身と向き合って、過去の体験をヨーガに照らし合わせていく、自分自身の癒しと精神的な強さを与えてくれるものでした。過去の体験と向き合うのは、時には辛いこともあります。しかし、なぜ自分がこれまで、あることを打開できなかったのか、いつも同じところで躓いていたのはなぜか、などに気づく、大きなきっかけとなりました。とりわけ、解決できなかった身近な人間関係については、自分なりに取り組んで成長したと感じます。

後期講座では、生理学や医学に関する知識に及ぶため、自分自身の努力が最大のパワーとなります。楽ではありませんが、受講生との交流を深めるとても良い時期でもあります。そして、宿題は辛いレポートだというだけではありません。私が唯一自分を褒めることができるとしたら、毎回必ず期限に提出したことぐらいです。最低限のことをしたまでですが、これが結構大変でした。(^-^;; でもこれが、最後にパワーを発揮すると思いますよ。

3年間、大切なことを教えてくださった木村慧心先生、木村宏樹先生、そして受講のお世話をしてくださった大先輩の高木史子先生、本当にありがとうございました。

1年目のYICで出会った皆さん、今もお付き合いのある方はわずかですが、130人もいた中でのご縁、これからも大切にしたいと思います。後期2年間、長年の友人のように励まし合った2期生のみなさん、これからもよろしくお願いします。

みなさんとの出会いは私の一生の財産です。

想うことはいろいろあって、たぶんこれから折にふれて書いていくと思いますが、ここはひとつ、ヨーガ療法士の重鎮であられるスワミ・ヴィヴェーカナンダ・ヨーガ財団 主任ヨーガ・セラピストのナガラートナ先生の言葉で締めくくりたいと思います。これは、ヨーガ療法士についてのインタビューを受けてのお答えの一部を、私が書き起こしたものです。前後の文節がないので、若干不自然なところがあるかもしれませんが、ご了承ください。

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このYIC、YTICを通したヨーガ療法の学習は他の分野の学習といかに大きく違うか、ということです。
それは、ヨーガ自体が『経験の科学』だということです。
あなたが学んでいる内容を自分で経験しない限り、あなたは良いYIC、YTICの受講生、ヨーガ療法士とは言えません。
あなたが10の経験をした時に、やっと1つのことを学ぶでしょう。
それが、経験というものです。
もうひとつ、ヨーガ・インストラクター、ヨーガ療法士にとっての重要課題としてお伝えしたいことがあります。
あなたがヨーガを教え始めると、日に日に忙しくなってゆくでしょう。
そして自分自身のためにヨーガを行じることを忘れてしまいます。
自分のためのヨーガ実習の時間を、うまくとってください。
聖典の学習、プラーナーヤーマ実習、アーサナ実習等の効果は、あなたにとっても重要なものです。
あなた自身が、ヨーガの実習を心がけてこそ、初めてその効用を生徒に伝えることができます。
さもなければ、あなた自身が頭痛や疾病に悩まされてしまいます。
これが重要なことの一つですが、さらにあなたが、もしも『自分はもうすでに全て学んでしまった』と思った瞬間に、その学習は成就しなくなることを忘れてはいけません。
ヨーガとは、智慧の海なのです。
『自分は、まだこれだけしか学んでいない』と思った時にだけ、真の成長があります。
(中略)
もうひとつ重要なことは、とても人気のあるヨーガ教師やヨーガ療法士になったといったエゴ(自我)の増長に注意することです。『なんと自分は偉大な教師だ!』という思いに惑わされないでください。
それはヨーガの智慧ではありません。
そのようなエゴ(自我)は放棄してしまってください。

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「R.ナガラートナ先生に聞く」
バンガロール市内にあるナガラートナ医師のクリニックにて
日本ヨーガ療法学会監修


「ヨーガとは、智慧の海」って素敵な言葉だと思いました。
溺れることなく、悠々とその海を楽しみながら、泳ぎ続けていきたいものです。

posted by AGI at 21:47| Comment(4) | TrackBack(0) | ヨーガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
AGIさん、卒業おめでとうございます!
そして、3年間お疲れ様でした(パチパチパチ!)
積み重ねられてきた学びと体験をしめくくる
素敵な文章、じっくり読ませていただきました。
花のサボちゃんも共に乗り越えられた同志の
ようですね
沖縄が終わるまでは気がぬけないことと思いますが、有終の美を飾られることをお祈りしてます。
そして、AGIさんのバクティの恩恵が、
周り方々にも及びますように。
Posted by ケンケン at 2009年04月03日 08:56
◆ケンケンさん
お祝いのメッセージ、ありがとうございます。
何とかここまで、こぎ付けました〜。
これからは講義がない分、自分での勉強も必要ですし、
自ら課していかなければいけないので、気が引き締まります・・・。
機会を作って、再受講の機会も利用して、忘れかけている部分をフォローしようと思います。
ケンケンさんには、ずっと見守っていただき、本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。m(_ _)m
Posted by AGI at 2009年04月03日 09:27
卒業おめでとうございます。私もいつもAGIさんのレポートを参考にさせていただいた一人です。本当に力をいただきました。ありがとうございます。
私もあと9回、ますます大変になることと思いますが、自分なりにやっていこうと思います。
ナガラートナ先生の英語のインタビューを書き起こされたのですね。いいですよね。心にしみます。
それから、だんなさま、とっても素敵。そばにいてくれて良かったですね!!!
Posted by kielo at 2009年04月06日 15:29
◆kieloさん
お祝いのコメント、ありがとうございました。
卒業できたのは、ほんとに主人の応援があったからこそだと思います。
受講生のみなさんそれぞれが、家庭環境や仕事などをやりくりして
頑張っているのにも励まされます。
kieloさんも、残りの講義を楽しみながら受講してくださいね!
Posted by AGI at 2009年04月07日 08:41
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